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(III) 里親制度の今後のあり方

里親制度の今後のあり方に関する回答結果の概要は、以下のとおりであった。

 

13 里親の名称変更

まず、「里親」の名称変更については、「変更が望ましい」が50.0%、「その必要はない」が28.1%であり、変更賛成派が多かったが、同時に「わからない」も21.9%みられた。

「変更が望ましい」の理由としては、「イメージが古い」、「イメージが良くない、暗い」、「救貧的イメージ」、「動物との混同」など里親という語感やイメージに関するものが多く挙げられていた。名称変更の積極的理由としては、「現状打開の契機とする」、「養子縁組との分離をめざす」などの意見が挙げられていた。

一方、「その必要はない」の理由としては、「定着している」、「あえて変更する理由がない」とするものが圧倒的であった。(以上、表13-1)

 

 

 

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