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児相は98.1%と、殆どが行っている。次いで割合は低いが、里親会が25.0%、里親の普及・促進・斡旋を行う機関、その他の順となっており、その他では養育家庭センター、福祉事務所があげられている。(以上、表8-1)

(2) 児相が行う指導・支援の内容

表8-1で、実際に行っているところを児相と答えた回答について、児相が行う指導・支援の内容についてみたところ、里親の家庭訪問による指導・支援が87.9%で最も多く、次いで里親会への参加や里親交流の奨励が83.4%、委託里親研修の実施が42.0%、児相でのグループ・個別の指導・支援が34.4%、電話や来所があった場合のみ指導・支援が29.3%の順である。その他は6.4%と少ないが、その内容をみると、児相から里親研修会への参加を呼びかけたり、児相から里親に児童の近況を聞き指導したり、他機関へ委託したり、地域の社会資源を活用するなどであった。(以上、表8-2)

 

 

 

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