(3) 新生児委託希望者の増加
平成4年以降、里親認定数が2ケタを維持し、その後も2ケタ近くの登録があります。里親登録希望者の中で、「新生児」あるいは「できるだけ小さな時期」からという希望を明確に表明する人が増加しています。
(4) 委託状況の特徴
平成10年4月1日現在の里親登録家庭は、80家庭です。うち養子縁組を希望している家庭は67家庭、そのうち三重県登録1家庭を含む19家庭に19名の児童が養育委託されています。みかけ上未委託家庭が、49家庭ありますがそのうちすでに養子縁組が成立している家庭が27あり、実質的な未委託家庭は22家庭です。
さらに未委託の家庭の登録年次を見てみると、平成9年登録の家庭が9家庭、平成8年登録が6家庭、平成7年登録が2家庭、それ以前の登録が5家庭となっています。委託までに時間のかかる理由の大きなものは、里親の性別に関する希望(とくに女の子)によるものです。
80家庭のうち、養育里親として区分している家庭は13家庭であり、愛知県登録3家