これからが大人達の世界で、子供達には悪いと思いながらも別に準備しておいた缶ビールを片手に、施設の先生方からは施設の苦労話を、里親からは養育の苦労やよろこびを、それぞれに出し合い、深夜まで話しは続きました。日頃は挨拶程度で済ませる先生方ともビールの力も借りながらお互いに、思い切り質問も意見も出せ、ふれあいキャンプの目的は充分に達せました。
翌日は朝のラジオ体操ではじまり、午前中は自由散策で、昼食後は跡片付け、清掃と来た時よりもきれいにしてくれました。
このふれあいキャンプは食事の原材料費を里親促進事業費より賄っていただきましたが県南地区と致しましては、株式会社人吉民芸の村 高瀬社長より、施設の送迎から炊飯道具の無料貸出し等々まで御協力いただき出来たものと思っています。今回は補助をいただきましたが、今後も自助努力によりキャンプには参加しながら、里親制度のPRと、未委託里親への委託促進へ繋げていきたいと思っています。