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グループホーム推進グループ

 

もっと多彩な高齢期の住まい方を!

都市郊外の庭付き戸建住宅を手に入れ、そこで家族、孫たちに囲まれて楽しい老後を過ごす。それがかつて多くの人たちの夢であり、住まい方の目標でした。しかし、今この構図が大きく変わろうとしています。

給与生活者を中心とした核家族の進行、家族の情愛を大切にしながらもお互いの自立をめざす高齢者の意識の変化、多様化が顕著になりつつあります。

どこに誰とどのように住むかはライフステージの進展に対応して、当然変わっていくはずのものですが、現在、高齢者が選択できる住まいのプランには数少ない選択肢が用意されているのみです。さらに、一般賃貸住宅では高齢者は歓迎されません。

しかし高齢者が家を所有することによってしか人間らしい住まい方が確保できにくいこんな状況は定期借家権の導入見込み・公的介護保険の施行・グループホームなどの新しい共生の住まい方の展開によって変わりつつあります。

家は財産としてではなく、その機能を買う時代が訪れようとしています。

高齢者が余裕を持って、元気に生きていくためにグループホームをはじめとするもっと多彩な高齢期の住まい方が用意される必要があります。(神谷 和夫)

 

広報・企画グループ

 

さわやかパートナーのみなさまとさまざまな形での交流をめざします。

『さぁ、言おう』昨年12月号および今月号でお知らせの通り、2月15日(月)に「第1回さわやか交流総会」を開催します。この会はさわやかパートナーのみなさまをはじめ日頃から当財団にご支援をいただいているみなさまに直に財団の活動内容事業計画などについてご報告し、ご意見を頂戴する場として、今年度より執り行うこととなりました。従来「さわやか交流会」として開催の懇親パーティーも併せて年1回行います。

この「交流総会」の開催に伴い各地域のみなさまとより密接に交流する場として新しく設けたのが「さわやか懇話会」です。すでに昨年9月に静岡市、12月に水戸市で開催されました。年数カ所程度、都市単位で開催し、定員も20〜30名程度の小規模として密なる意見交換の場となるようめざしていきます、この会を機にさわやかパートナーのみなさま同士が連携されるきっかけづくりの場ともなればその都度『さぁ、言おう』に掲載し、また開催地の近隣の方には直接ご案内状もお送りしますので、お近くで開催の折はぜひご参加ください。(八谷 悦子)

 

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▲ 昨年12月3日水戸市にて開催した「第2回さわやか懇話会」では14名の方に参加いただきました。みなさま「新しいふれあい社会」に熱い思いの方ばかりでした。

 

 

 

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