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シンポジウム「ボランティアによる新しいふれあい社会の創造-II」開催の記

 

『さぁ、言おう』3月号でもご紹介した通り1月28日、芝公園・abc会館ホールでシンポジウム「ボランティアによる新しいふれあい社会の創造-II」を開催。北海道から宮崎までの多くの都道府県、市町の公務員の方々、企業・組合、市民団体、さわやがパートナー、個人の方々でホールの400席は埋めつくされました。

第1部の堀田理事長による「ふれあい社会への提言」のポイントは、

1. 行政は、市民の知恵とエネルギーを生かそう

2. 市民団体は、行政や企業と連携して活動をすすめよう

3. 一企業や労働組合は、市民の理解と支持がなければ存在価値がないことを自覚しよう

4. 子供たちを偏差値の首かせから解放しょう

の4点でした。

第2部では、高知県橋本大二郎知事、橋本孝子大入と堀田理事長との三者トークを実施。その話の内容を編集して本誌P38〜P47の『堀田力のさわやか対談』で掲載していますのであわせてご覧ください。

第3部は、YKK労働組合辻吉孝委員長と特別養護老人ホーム『新川ヴィーラ』朝野静香室長による事例発表。

第4部は、横河電機(株)赤石沢寿彦取締役、米沢の在宅福祉サービス団体『ほほえみサービス』柴田信子代表、橋本知事、堀田理事長によるパネルディスカッション(主題「ふれあいの地域づくりとネットワーク」)を行いました。

参加者の方々からの反響を、下記のアンケートより読み取ってください。

シンポジウムの報告書は、例年通り発刊いたします。(和久井 良一)

 

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参加者からの反響(アンケート回答より)

■ 行政として市民のニーズをつかむ重要性を感じた。

■ 県が企業、市民とパートナーを組むためのアドバイスを。

■ 地域ネットワーク活動について、研究・発表の場を設けてほしい。

■ ボランティア教育の確立を日本社会に。

■ 橋本知事のNPOに対する熱意がよく理解できた。

■ 山間部の地域に対する知事の見識は参考になった。

■ ワークショップ手法は市民団体にとって大切。橋本夫妻のトークを聞き高知県がうらやましい。

■ 橋本知事の社会貢献の表彰を、"さわやか"で具体化してください。

■ 横河電機の考え方、動きを世の中に紹介したらよい。

■ 企業に対する社会的評価基準を見直す時期が来ていると感じた。

■ YKK労組に新しいボランティアを感じた。全国に広めてください。

■ 朝野さんの報告が目にしみた。こういう人が黙々と支えているんだな。

■ YKKと新川ヴィーラ事例に地域の結びつきを知り感動しました。

■ 一度も苦労と思ったことがないという柴田さんの言葉に感動した。

■ 柴田さんのお話は、新しいグループづくりの我々の熱き応援団でした。

■ 地域でがんばっている人の自信ある意見は、人を引きつける魅力あり。

 

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