中のバスのゲームでは、もうすっかり打ち解けています。昨年は清里のキープ協会で実施しました。ハイキング・野外料理・キャンプファイヤーと自然豊かなフィールドを思う存分使います。参加する小学生は生まれて初めて親から離れて不安な子もいますし、高学年になるとひとつのプログラムを自分たちで考えて楽しむなど、自主性を育む場でもあります。帰るころには、すっかり家族や兄弟のようになって、帰るのがつらいと泣き出す子供もいます。
この活動に参加した社員ボランティアは、「よーし、子供たちに何かしてあげるぞ」と意気込んで参加したのに「逆に子供たちに教えられることが多かった」という人もいます。「僕のお父さんは星の向こうにいるんだよ」という子供の言葉にとても感動した社員もいます。実施後、子供たちからは「とても楽しかった」「また行きたい」というお手紙や絵をたくさんいただきます。参加したボランティアも子供たちも、一まわりも二まわりも大きくなって帰ってくるようです。また、この活動への参加がきっかけで自分の住む地域の子供たちにネイチャーゲームを指導する社員もおり、企業の枠を超えて地域へも活動の輪が広がっているようです。