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特集 新しいふれあい社会を考える

 

 

21世紀の「ふれあい切符制度」

(構成/文・奈良 環)

 

今、時代は日々めまぐるしく変化しています。そのきっかけの一つは、「介護保険法」であり、「特定非営利活動促進法(NPO法)」です。こうした制度や仕組みの変化は、ボランティアや市民の世界にも当然のことながら大きく影響してきます。特に、体力のある福祉系NPO団体としては、介護保険の「指定居宅サービス事業者」として活動を展開していこうとすると、「ふれあい切符制度」に関しても、いくつかの点を整理しながら、このシステムや運動論を展開していく必要もあります。その一方で、ここのところ、「ふれあい切符制度」に関して、マスコミや一般の方々からの問い合わせも急増しています。そこで、ほぼ三年前の本誌(平成八年6月号)で掲載した「これからのふれあい切符の潮流」のその後を含めた「現状と課題」を、今、ここで、改めてご紹介し、二一世紀を展望してみることにしましょう。

 

 

 

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