ってからステーションのノートパソコンに移す。操作はきわめて簡単で、ノートパソコンの画面と電子手帳の画面を向かい合わせて、リモコンのボタン操作ひとつで入力、すなわち「手帳」からパソコンヘの"転記"が完了する。これらのデータを使って日報を書いたりホームヘルプサービスの個人別実績を集計するときに活用するのである。
このシステムは記録業務のOA化を進めるために県から事業費の補助を得て導入されたもので、平成十年十二月からはさらにバージョンアップした電子手帳がヘルパーに配布された。平均年齢四三歳の常勤ヘルパーたちも抵抗なく使いこなしている。
生活福祉センターやシルバーハウスも
デイサービス事業は三町村の委託を受けて、現在、四施設(吾川村=『とちの木園』、仁淀村=『せいらん荘』、池川町=『岩丸荘』『みどり荘』)を運営している。各町村の老人保健福祉計画に照らしたデイサービスの平成九年度の達成状況は、三町村とも目標値を上回り、三町村平均で一四〇%の達成率であった。