行政は法人を優先している?
「たすけあい・あさひ」 柳原 真理子さん 42歳 神奈川県
「プルプル…」。事務所の電話が鳴り出します。
「ハーイ、たすけあい・あさひです。どのようなご依頼ですか?」今日も行く行く「おたすけマン」。「困ったときはお互いさま」と地域の助け合いを実現してはや6年。高齢者、障害者、病気・ケガの方、出産、一人親家庭と、可能な限りケアさせていただき、一時は月に1000時間を超えるようになりました。介護等の質でも行政のヘルパーさんに引けを取らず、むしろ、柔軟なサービスが歓迎されています。
行政がヘルパーさんを派遣開始するまで、横浜市では2週間ほどかかりますが、その間「待ったなし」の肩代わりをすることもしばしば。しかし、最近こうした区役所経由の声がけがグンと減ってきました。
介護保険を控え、横浜市ではこの10月から、新たに法人事業者の認定数を増やすのだそうです。