「在宅支援・草の根ネットワーク」の事務所も兼ねる「とちぎボランティア情報ネットワーク」。右奥が事務局長の矢野正広さん。
公的介護保険では一人ひとりにケアプランが作成されるが、自分の住んでいる市町村のでこで、どんな介護サービスを受けられるのかがわからなくてはケアプランは絵に描いたモチになりかねかない。しかし介護保険の保険者である市町村ですら、介護資源に関するきめ細かなデータを整理していないところが多いようだ。「サービスを受けたい人に役立つデータベース」づくりの先進的な例を、栃木県宇都富市の市民活動に見た。(取材・構成/尾崎雄)