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堀田理事長、日本NPO団座長としてイギリスを訪問

 

去る6目28目から7月4日にかけて、堀田理事長が日本NPO団の座長としてイギリスを訪間しました。3月のNPO法(特定非営利活動促進法)成立を機に、300年を越える長いチャリティー活動の歴史を持つイギリスの経験を学ぶことを目的に、日英文化交流に実績のある大和日英基金が事業として企画。民間団体や企業、行政、マスコミ等各界の代表者全11名の訪英団となりました。

現地では、英国ボランティアセンター、チャリティーズエイド財団、ボランティア団体の支援活動をしている政府機関、チャリティー委員会、リバプール、ネイバーフッドの評議会などを訪問。また7月2日にはロンドンで「変化しつつある日本の社会-成長するボランティア団体」をテーマに公開セミナー開催し、日英の関係者約200名が参加しました。

英国リバプールには、ふれあい切符に似た活動を行っている団体『レッツ(LETS)』があります。『レッツ』では自分の技能を登録して無償提供する仕組みで、『カニング』など、『レッツ』のそれぞれの地域団体が付けた名称のサービス通貨を仲介として、法律相談、医療、子守りからゴルフレッスン等々幅広くサービスが等価交換されています。「イギリスの『レッツ』、アメリカの『タイムダラー』そして日本の『ふれあい切符』-と、いつか肩を並べられる日を実現させたい」と堀田理事長。日本のNPO活動も地域の中に深く根付いたものとなるよう、財団も積極的に働きかけを行っていきます。(広報・八谷)

 

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公開セミナーで意見を交わす主席者のみなさんと。

 

 

 

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