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さて、当日は給食ボランティアグループ「千手友愛会」の女性九名、四郎丸地区給食会の運転ボランティアの男性一〇名が参加されました。年代は六〇代が一〇名、七〇代が八名、八〇代が一名といった構成になりました。

また社会福祉協議会の常務理事さんと指導員の皆川さんからも、一緒に料理に加わっていただきました。

 

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ふれあい味、人生の味…

みなさん料理講習は、初めてとのことでしたが、さすがに女性はテキパキとした手付きで、初めて使う電磁調理器にもすぐに慣れた様子でした。

男性諸氏はといえば、エプロンを着けるにも一苦労で、少々心配されましたが、いざ包丁を握ると、男性特有の大胆さと潔さ(?)で手際よく料理を作り、大変驚かされました。

「菜っ葉をゆでるのに、この電磁調理器ならオレだって簡単だよ」

「家で作ってかあちゃんをビックリさせてやろう」

「いつもは電子レンジで酒を燗するくらいだけど、今度はツマミの講習してくんねかね。ワッハッハ」などなど、口も手と同じくらい達者なみなさんでした…。

そしてでき上がった料理をいただきながら、お互いの奮闘ぶりをさかなに和気あいあいとした交流が図られました。

酸(す)いも甘いも知り尽くしたみなさんの料理は"人生"の味がしたかどうか定かではありませんが、みなさんの笑顔を拝見し、「ああ、企画してよかった」と満足感でいっぱいになりました。

そして、これからも地域の方々への感謝の気持ちを忘れず、心のこもったふれあいの輪を少しずつ広げていきたいと思いました。

 

 

 

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