企業の特色を生かした活動を
「○○さん、ニンジン切って」
「お酒入れ過ぎじゃない?」
お料理を楽しむにぎやかな声があちらこちらから聞こえてくる…。東北電力"ラプラス"クッキングルームで開かれた料理講習会のひとコマ。
ふれあい広場"ラプラス"は、地域のみなさんとのコミュニケーションの場として平成九年にオープンしたスペースで、音楽堂をイメージした館内には、市民芸術家の方にご利用いただいているギャラリーや待ち合わせ場所としてカフェテラスなどがあり、延べ二○万人のお客様にご来場いただいております。
(*ラプラスとはフランス語で「広場」という意味です)
そして今回の講習会の会場となったクッキングルームは、最新の電気調理器を備えたオール電化厨房で、電気の安全性や利便性を体験しながら料理を学んでいただけるスペースとなっています。
当社では、創立以来「地域繁栄への奉仕」を企業理念に掲げ、電気会社の特色を生かした福祉活動や、環境保全活動を行っています。例としては、福祉施設や一人暮らし老人宅の電気配線の点検や、灯具・換気扇の清掃、公園の植樹や環境教室の開催などです。
今回の料理講習会も、高齢化社会の中にあって、お年寄りの方が生き生きと生きがいを持って、自立した生活を送っていただく一助になればと、社会福祉協議会さんの指導をいただきながら企画したものです。
実施するに当たり、メニューの選定について講師や社会福祉協議会さんと何度も協議を重ねました。手軽さと達成感の両立や、季節感の演出などに考慮し、別紙レシピの「風邪の季節の食事対策」という和風料理に決定しました。