日本財団 図書館


公的介護保険とふれあい社会づくり

 

 

さわやか福祉財団では、基本的な介護の役割として公的介護保険の市民の立場に立った定着を、そして日常の生活支援や心のサポートはボランティアで、という理念のもとに、ふれあい社会づくりをすすめていきます。どうぞみなさまの「声」をお寄せください。

さぁ、言おう

 

[ひとりごと No.35 堀田 力]

自分を大切にするために、自分の能力の向上に努める人たちがいる。そうしいう人たちは、すがすがしい。

一方、自分を高める努力はしないで、自分より社会的地位が上とみられている人たちを、あることないことを言って非難することにより自分の評価を相対的に上げようとする人がいる。また、社会的に評価されるような活動、たとえば、ボランティア活動を、自分がしたくないばっかりに、偽善だとか無責任だとかさまざまな理由を付けてけなすような人々もいる。する義務のない行為をいやいやするのはよくない。とはいえ、している人を非難することで自分を正当化するのは、みじめだと思う。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION