公的介護保険とふれあい社会づくり
さわやか福祉財団では、基本的な介護の役割として公的介護保険の市民の立場に立った定着を、そして日常の生活支援や心のサポートはボランティアで、という理念のもとに、ふれあい社会づくりをすすめています。どうぞみなさまの「声」をお寄せください。
さぁ、言おう
[ひとりごと No.33 堀田 力]
一緒にいると楽しくて、一緒にいるわずらわしさを感じない人とは、どんな人であろうか。
ひとつには、一方の楽しさがそのまま相手に伝わるような関係の人である。
もうひとつには、黙ったまま一緒にいても、気づまりではなく、安心感が空気のようにただよう関係の人であろう。
そういう関係は、家族や同窓生仲間のように、長い時間を共有することによって自然に出来上がることもあるが、気の合う恋人同士のように、短い時間で急速に出来ることもある。とすれば、恋におちいらなくても、気が合えばそういう関係になることが可能だと思う。
そういう関係の人たちとグループホームに住めれば、楽しい日々を過ごせるであろう。