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特集 新しいふれあい社会を考える

 

 

ラジオ、新聞、テレビからみる高齢者と心のふれあい

 

高齢になり、次第に社会との接点が失われていく中で、心の渇きをいやす場はそう多くない。神戸の仮設住宅をはじめ、増加する高齢者の孤独死が日本の悲しい現実を物語っている。しかし一方で、本来一方通行でありがちなマスメディアをきっかけに、人の輪、ふれあいの輪も広がっているという。そこには自ら積極的に新しいコミュニケーションを模索しようとする高齢者の側の姿も見える。昨今のマスコミ事情から高齢社会とふれあいのあり方について探ってみたい。

(取材・文/眞明 育子)

 

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「ラジオ深夜便」アンカーの1人、河村陽子さん。落ち着いた声とゆったりした語り口が好評。アンカーは11人交代で担当。

 

 

 

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