ア 保護者への講師による助言指導
子ども達が活動をしている間を利用して、保護者相互の情報交換会及び教育相談の専門家の先生による助言指導が行われた。保護者は屋内での宿泊であったが、同じような悩みをもっているせいか、夜遅くまで子ども達のことについて話し合っていた。
イ 野外キャンプ
大学生のボランティアを含む参加者全員テント設営が初めてであった。はじめはとまどっていたが、慣れてくるに従い、徐々に遅れているグループの設営を手伝う姿が見られた。
ウ 野外ゲーム
出会いを演出するゲームに心がけた。集団遊びの手法を取り入れ、気軽にできるゲームを実施した。参加者もはじめは恥ずかしそうであったが、徐々にうち解けて楽しくゲームに取り組んでいた。
エ 野外炊事
第1期ということで、施設が提供できるメニューで実施した。初めての参加者ばかりで、慣れない手つきで作業に取り組んでいた。保護者が手伝ったため、活動が頼りがちであった。
オ 夜の昆虫採集
体育館の照明をつけ、森側を除いた全ての窓の暗幕を閉め、森側の窓からの明かりで昆虫を集めた。この案は周辺施設である千代田町「雪入りふれあいの里公園」の専門職員の協力のもとに決定した方法である。当日は講師も来所し、昆虫採集の網を片手に集まってくる昆虫をつかまえては熱心に質問していた。カブトムシやクワガタもつかまり、みんな大喜びをしていた。
カ 第2期の計画立案
野外炊事のメニュー、創作活動、野外活動の内容について話し合った。なかなか意見が出ず、決定するまで時間がかかった。
2] 第2期の活動
平成10年8月27〜29日(2泊3日)
ア 魚釣り
施設内の池での魚釣りを行った。魚釣りをしたことがない子供もいたが、時折ザリガニもかかる中、今までに釣ったことがない大物を釣り上げて、歓声を上げる姿も見られた。
イ 野外炊事
第1期に計画した炊事の内容である。第1期は保護者の援助を受けた部分が多かったが、第2期に関しては、保護者の参加を規制したため、子ども達の活動が活発になった。
ウ 映画鑑賞
本来の計画では、夜、野外に大型のスクリーンを張り、星空のもとでの映画鑑賞となるはずであったが、あいにくの台風で屋内に変更になったことが残念であった。