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さらに、衛星の仰角が増加するにつれて、反射係数は減少する。従って、高い仰角に対してはアンテナ利得パターンでのリジェクションは少なくても使用できる。

 

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Flgure 3. Multipath Error Envelope Example for a 0.1-Chip Spacing Correlator

 

※ LAAS用にデザインされたアンテナは、地上反射信号の-35dBリジェクションを達成するため2つのアンテナ使用に基礎を置いている。

幾つかのデザインの検討後に、アンテナシステムは次のものから構成された。

・ 仰角5度と30度との間の衛星を受信するための垂直偏波ダイポールアレイアンテナ

・ 仰角30度以上の衛星を受信するための右旋円偏波高天頂アンテナ(right-hand circularly-polarized high-zenith antenna)ダイポールアンテナは、LAASの受信とシュードライトの送信両方のためにデザインされている。ダイポールアンテナの重要な特徴は以下の通り。

・ 仰角5度から20度に対しては35dB以上、仰角20度から35度までは30dB以上の地上反射のリジェクション

・ アンテナ開口(サイズ)は約2.2m

・ 5度から0度の間のアンテナゲイン差は-15dB以上。その結果として少なくとも15dBの地上ベースの干渉源のリジェクションは可能である。

・ 5度におけるアンテナゲインは標準のGPSサーベイアンテナよりも約10dB以上よい。

※ ダイポールアレイアンテナを使用したGPS受信機は標準的なGPSアンテナを使用したものよりも15分早く、これから見えてくるGPS衛星を捕捉できる。

 

 

 

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