日本財団 図書館


※ 機上装置では、受信機ハードウェア故障を検知することができるように2つのGPS受信機を使用した。これら2つのGPS受信機は166MHzのペンティアムプロセッサにつながれている。このプロセッサにはVDL受信機にもつなげられている。ディフェレンシャルGPS位置、速度及びインテグリティ情報はFAAデータ収集システムおよびエリアナビゲーション(RNAV)システムにシリアルデータパスを通して送られる。

 

121-1.gif

Figure2.Aircraft Subsystem Block Diagram

 

2.2 マルチパス制限アンテナシステム

※ 地上のマルチパスがLAAS基準局における主要な誤差源であると結論づけられた。

これらの反射は100秒のスムージング時間よりながく存在しえるため、マルチパス誤差は航空機のアプローチ時間以上に存在し、結果的にバイアスのような誤差となっている。

0.999あるいはそれ以上のサービスアベイラビリテイを持って現在提案されているLAAS signal-in-space精度、連続性およびインテグリティ要求を達成するためには、各擬似距離測定におけるマルチパス誤差を±0.2mに制限することが望ましい。

※ Figure3のαはGPS信号の直接波と反射波に対するアンテナゲインの比率を示す。

例えば、もしα<0.01ならば、その時にはマルチパス誤差が±0.15mよりも小さくなる。これは負の仰角に対する同じ値の正の仰角に対して-40dBのアンテナゲインに相当している。この例では反射係数を1とし完全になめらかな表面という仮定をしている。運用環境において、反射係数の大きさは1よりも小さい。このことにより、GPS直接波に対して反射波が約-35dBのアンテナゲインを使用することができる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION