日本財団 図書館


2.3.2 システム機能

 

(1) JDLCとの通信機能

アビコム・ジャパン社のJDLC(Japan Data Link Computer)を介して、AX.25(AirlineX.25)およびBATAP(Type-B Application to ApplicationProtocol)による機上評価装置との双方向空地データリンクを行うことが可能であること。

 

(2) 空地データリンクアプリケーション

本評価装置は、以下の機能を持つ空地データリンクアプリケーションを有すること。

 

(a)位置通報受信処理機能

機上評価装置からの位置通報を受信および保管し、マップ上の当該位置に航空機シンボル、タグを表示できること。

地上評価装置より機上評価装置に対して位置通報のリクエストメッセージを送信する機能を有すること。リクエストに際しては送信先の航空機、送信間隔等の設定ができること。

位置通報に用いるメッセージはARINC620、622、および745で定義されているADS(Automatic Dependent Surveillance)と同様の仕様とすること。

 

025-1.gif

図2-10 マップ画面上における航空機シンボルの重畳表示例

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION