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表4.12 Type7のメッセージ受信時に記憶されるデータ

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6] メッセージType25 (長期衛星補正データ)

機上受信機では32個のGPS衛星のみ補正情報を記憶する。長期補正データ発行番号更新中に補正が中断することを防ぐため、IODの新旧に対応して2組(新データ、旧データ)を記憶する。

a) 記憶データ    :表4.13に示す。各WAAS衛星毎に2組を有する

b) データの有効時間 :PAモード時は 240sec それ以外は360sec

c) データ受信時の処理:

・受信したIODが新データのIODと異なる場合、記憶されていた新データを旧データとし、受信したデータを新データとして記憶する。

 

表4.13 Type25のメッセージ受信時に記憶されるデータ

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7] メッセージType18(IGPマスク)

放送される可能性のある最大9個のバンドに対応するメモリを準備している。IGPマスクの更新によって測位中断が発生せぬよう、IGPマスクデータの発行番号新旧に対応する2組(新データ、旧データ)を記憶する。

 

a) 記憶データ    :表4.14に示す

b) データの有効時間 :1200sec

c) データ受信時の処理:

・電離層補正値の計算の要求をだす。これはGIVEの変化を0.6秒以内にHPL/VPLWAASに反映させるためである。(MOPS 2.1.4.10.1)

 

 

 

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