日本財団 図書館


・リンクがシンプレクスで、パケットがTYPE MULTICASTではなく、かつ、このインデックス/ペア結合の最後のCT1(システム・パラメータ)パケットが圧縮型として送信されているか、またはこのインデックス番号を持つ最後のパケットが送信されたためにCT2(システム・パラメータ)秒が経過している場合は、パケットをTYPE_UNCOMPRESSED_CLNPとして送信するものとする。

・CLNPパケットのSPビットがゼロであるかまたはセグメント・オフセット値がゼロであって全長がそのセグメント長と等しく、生存期間フィールドがダウンリンクで16進値ICより大きいかアップリンクで5未満の値を持ち、CEビットが設定されず、パケット型がDTであり、ERビットがノンゼロで、かつ、セキュリティ、QOSまたは優先順位以外のオプションがない場合は、パケットをTYPE_UNCOMPRESSED SHORTとして送信するものとする。

 

注)CLNP設置の多くは、たとえそのパケットがセグメントされていない場合でもセグメント情報フィールドを持つ。したがって、この状態を点検する必要がある。再構成したパケットは、これらのフィールドは含まない。

注)この点では、パケット圧縮型は長でなければならない。

 

・QOS、セキュリティ、優先順位または埋込み以外のCLNPオプションが現存する場合、パケットはTYPE_COMPRESSED_CLNP_LONG_WITH_OPTIONSとして送信するものとする。

・そうでない場合は、パケットはTYPE_COMPRESSED_CLNP_LONG_NO_OPTIONSとして送信するものとする。

・圧縮長パケットの場合、その値が5より大きいかまたは16進値1d未満であれば生存期間フィールドを含むものとする。パケットがセグメントされていればDUIフィールド及びセグメント・オフセット・フィールドを含む。これが、このDUIが圧縮される最初の時間である場合は全長フィールドを含む。QOS、優先順位、セキュリティまたは埋込み以外のオプション・フィールドは、無変更のまま含むものとする。C、M及びSの各フィールドは、元のパケット内のCE、MS及びSPの値に対応する値に設定しなければならない。Eフィールドは、ER値の逆(補数)に設定する。パケットがエラーPDUである場合は廃棄理由フィールドを設定するものとする。

 

J.3 圧縮解除規則

 

・TYPE_UNCOMPRESSED_CLNPパケットを受信次第、そのインデックス番号及びNSAP情報を記録するものとする。ネットワーク層プロトコルIDは復元しなければならない。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION