J.1.1.9 生存期間
生存期間フィールドは、そのダウンリンク値が16進値Icより大きいかまたはそのアップリンク値が5より大きい場合は送信してはならない。
J.1.1.10 データ・ユニット識別子(DUI)
データ・ユニット識別子は、常にセグメントしたパケット用に送信しなければならない。その有無により、当該圧縮パケットがセグメントしたパケットを表すことを示すものとする。DUIフィールドの有無はIビットによって示す。
J.1.1.11 セグメント・オフセット
セグメント・オフセットは、DUIフィールドが存在する場合はいつも送信するものとする。
J.1.1.12 全長
全長フィールドは、新しいDUIを設定する場合はいつも、すなわち、各新規フラグメントごとに送信するものとする。同一DUIの後続のフラグメントについては、このフィールドを送信する必要はない。
J.1.1.13 廃棄理由
パケットがエラーPDU(D=1)である場合、そのエラーPDU内の廃棄理由をこの位置にコピーしなければならない。
J.1.1.14 オプション
QOS、優先順位及びセキュリティの各オプションが除外された後の残りのどのオプションも、この位置に追加するものとする。
注)2つのタイプの長いパケットを用いて圧縮解除を信号で合図し、オプション・フィールドを処理する。そうでない場合、それらのオプションはユーザ・データと解釈される。
J.1.2 圧縮フィールド値
図J-3は、ペイロードが1個のISO 8473 CLNPパケットである場合の図4-1に示すタイプ特定情報サブフィールドの圧縮フィールド値を定義したものである。このフィールドの使用については、圧縮及び圧縮解除の規則に関する項に定義のとおりとする。