・限定応答付き高速セレクト
その他のISO 8208機能及びDビットと0ビットは、VDLモード3パケット層プロトコルによる転送用に呼出してはならないものとする。
I.3.2 パラメータ値
DTE/DCEインタフェース用のタイマ及びカウンタ・パラメータについては、ローカルな問題とする。
I.4 DCE運用
注)XNIの範囲内のDCEプロセスは、DTEへの同位プロセスとして動作する。DCEは、I.1.4.1項に規定の機能によりDTEの運用を支援する。次に記述する各要件は、DTE/DCEインタフェースに関するフォーマット定義及びフロー制御を特定していない。これらの事例にはISO 8208の仕様及び定義を適用する。
I.4.1 状態遷移
DCEはステートマシンとして作動するものとする。すなわち、DCEは、ある状態に移り次第、表1.4-1に規定する処置を実行しなければならない。状態遷移が特定される場合、取るべき処置は表1.11-1〜表I.11-10に規定のとおりとする。
I.4.2 パケットの処置
I.4.2.1 DTEからパケットを受取り次第、そのパケットは、表I.11-1〜表1.11-6に示す挿入語句の指示に従い(インターネットワーキング機能を介して)XDCE(GDCE/ADCE)に転送するか否かを決めるものとする。挿入語句の指示が記載されていないかまたは挿入語句の指示が「転送してはならない」と表示する場合、そのパケットは廃棄するものとする。
I.4.2.2 XDCEから(インターネットワーキング機能を介して)パケットを受取り次第、そのパケットは、表1.11-7〜表1.11-10に示す挿入語句の指示に従いDTEに転送するか否かを決めるものとする。挿入語句の指示が記載されていないかまたは挿入語句の指示が「転送してはならない」と表示する場合、そのパケットは廃棄するものとする。