I.2 データ交換インタフェース
I.2.1 DTE ISO 8208インタフェース
I.2.1.1 全 般
XNI及びATNルータDTE(s)間のインタフェースは、ISO 8208パケット層プロトコルに従うものとする。それゆえ、XNIはISO 8208 DCEを含むものとする。
注)ATNルータはDTEを含む。
I.2.2 DTEアドレス要件
I.2.2.1 地上DTEアドレス
地上DTEアドレスの全長は、次のように3桁の2進化10進数(BCD)とする。
X0X1X2 (X0は最上位数字とする。)
地上DTEアドレスは、0〜255の範囲内とする。
注)DTEアドレスの割当てについては、ローカルな問題とする。
I.2.2.2 モバイルDTEアドレス
モバイルDTEアドレスの全長は、次のように10桁のBCDとする。
X0X1X2X3X4X5X6X7X8X9 (X0は最上位数字とする。)
X0〜X7までの数字には、BCDでコード化したICAO 24ビットの航空機アドレスを含むものとする。X8〜X9の数字は、XIDパラメータ(ADS I.10.1)として受信した航空機上の特定DTEsのサブアドレスを識別するものとする。このサブアドレスは、0〜15の値域内でなければならない。以下のサブアドレス割当て方式を使用する。
00 ATNルータ
01〜15 割当てなし