3.7.2.1.3 初期リンク折衝
網加入に続き、機上LMEは、リンク確立のリンク折衝フェーズを開始してリンクを構成するものとする。この構成は、下記の各項に示す手順に従い、表3-59aに規定するID交換(XID)を使用して折衝するものとする。フレームが違法または予期しないものであるかどうかを判断する前に、フレーム衝突処理(3.3.7項参照)を適用するものとする(3.4.2.4.7項参照)。LMEは、相互にリンクを持たず、かつ、リンクを確立する処理の状態にもないシステムから有効なCTRLフレームを受信した場合、'd'ビットをプロトコル違反原因コードの1に設定したCTRL_RSP_LCRによって応答するものとする。
注)モード3は、モード1及び2がC/Rビットを「コマンド」に設定したXIDフレームを使用するのと同じ方法で、CTRL_CMDフレームを使用する。同様に、CTRL_RSPフレームも、モード1及び2がC/Rビットを「応答」に設定したXIDフレームを使用するのと同じように使用する。