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2-4 問題発見・問題解決

 

職場は問題解決の場と言われるほど次々と問題が発生してきます。さらに、今日のように変化が激しい時代にあっては、問題の徴候が見えてきたときに、問題の発生を予測して、解決のための手立てを講じておかないと手遅れになる場合があります。特に公務の場合には、問題の影響が国全体に及ぶことがあり、いったん問題が拡大してしまうと、解決に非常に時間がかかるので、なおさらです。

(議論のポイント)

・問題発見、問題解決に必要な能力・資質とはどのような能力・資質でしょうか。

シート13 問題発見・問題解決

 

2-5 組織

 

公務の遂行は職員個人として行うものではなく、組織で行うものです。その組織に問題があると、職員個人の業務遂行が組織としての成果につながらないなどの無駄が生じます。管理者は、業務遂行だけでなく、組織についても問題意識を持つ必要があります。

(議論のポイント)

・あなたの職場では、組織の立て方などで何か問題はありますか。それはどのような問題で、どのような影響をもたらしていますか。

・組織を立てる際にはどのような点に注意したらいいでしょうか。

シート14 組織の原則

 

2-6 組織構成員の役割

 

組織にはいわゆるスタッフとラインがあり、その機能は異なっています。また、近年は、新たな問題に対処するため、既存の組織の枠を越えたプロジェクトチームを結成することが多くなってきています。職員各人が組織の機能に沿った形で、自らの役割を認識することは、効果的・効率的な組織運営にとって大切です。

(議論のポイント)

・組織の目標を達成するために、組織の各構成員ほどのような心構えを有する必要がありますか。

・ライン職とスタッフ職は、それぞれどのような意識で業務を遂行したらいいでしょうか。

・プロジェクトチームを設立する場合、どのような点に注意したらいいでしょうか。

シート15 組織構成員の役割

ケーススタデイ:次のケースについて考えてみてください。

シート16 「あるプロジェクトチーム」

シート17 「あるプロジェクトチーム」の手引き

 

2-7 コミュニケーション

 

コミュニケーションとは、送り手から一定の意味を持った内容が、話し言葉、書き言葉、身振りや図表といった媒体を通じて受け手に伝えられ、受け手がそれを理解し、必要に応じ、その反応が送り手に戻されるという過程を踏んで行われます。

 

 

 

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