【都心居住・博多部振興プラン】(小学校跡地の活用等)
北は博多湾、東は御笠川、西は那珂川、南は博多駅に囲まれたところに博多地区という歴史と伝統のある地域がある。博多は、古来より日本の国際交流拠点都市であり、文化や経済の核であった。しかしながら、昭和30年頃から、都心機能の天神地区への移行に伴い、定住者の減少や少子高齢化が進んできた。そのため、平成10年5月に「都心居住・博多部振興プラン」を策定し、都心居住推進の目的を「地域と行政が協働した居住を柱とする地域コミュニティの再生」とした。その中で、人口減少問題が顕著で、その危機感を背景に、地域において永年まちづくり活動が行われている博多部をリーディング地区と位置づけ、目標人口を定め、住宅供給誘導のための民間住宅市場の活性化や小学校統廃合により生じた跡地活用を含む居住環境の整備などを行い、地域コミュニティを支える子育て世帯の居住誘導を行う。