出典) 国内主要都市は東京都道路現況調書(H9)、海外は道路ポケットブック(H9)による。
一方、蓄積された都市基盤施設の老朽化の進展に対して今後維持更新問題が深刻化していくことが予想される。こうした問題意識から東京都では、1998年7月に東京都が管理する社会資本の維持更新需要額の将来推計を行った。この結果、東京都が管理する社会資本全体の2001〜2030年度の維持更新需要額の合計は約44兆円で、単年度平均は約1兆5000億円と推計され、過去10年間(1987〜1996年度)の単年度平均(推計値)約5400億円と比較すると、今後30年間に約2.7倍の水準に達するものと予想される。