非常に意味深な言葉で、ご本人はひょっとすれば、自然環境というようなことじゃなくて、人のつながりのようなもの、人間の団結力のようなものをおっしゃろうとなさったかなあという気がしないでもないですが、つまり末広がりに一本の木が林になって、森になってそれが山になって山脈になるってね、人のつながりのようなもの。あまりうがった言い方したらいけませんけど、組織というものはそうして大きくなっていくんだという言葉でね。あの方はそんな小さなせこいことをおっしゃらないかもわからない。本当に自然のことをお考えだったかも知りません。
ついこないだ、それを発見しましてね、あう、これ我々の森の会に関係があるし、今日皆さんにお話ししようと思って。この字はおもしろいと思いましてね。どこにもない字でしょ。松下幸之助さんが勝手にお作りになられたんでしょう、創作なんですね。森の下に3つほど木を並べるというのは。だからこれは無限に続いていくわけでして、つまり自然というのは、もっと皆が連帯感を持って、大切にしていかなければいけないぞ、ということをおっしゃりたいんかなという気がしないわけでもないですね。もしツインタワーにいらっしゃる機会がありましたら、是非ご覧いただけたらなあと思っております。
リサイクルの必要性
私は今、堺に住んでおるんですが、リサイクルということで言いますとね。堺市は去年ぐらいから、空き缶と空き瓶の分別を始めたんです。それまでなかったんですよ。おととしはなかったと思うんですが。私まだ移り住んで10年ぐらいなんですが、確か去年ぐらいからでしょうか。月に2回、空き缶と空き瓶の、分別収集やってくれるんですけど、古紙、新聞が困ったもんなんですよ。どう困ったかと言いますと、これを言うのは本当に心苦しいんですが。素直に聞いて下さい。私が住んでいる地区の近くに障害者の方たちの福祉施設があります。大阪府の施設です。その施設が回収なさるんです。そこで空き缶も古新聞、古雑誌も全部、月に一回ですけど回収なさって、その障害者のセンターで分別作業とか、空き缶をプレスしたりしてリサイクルになってたんですね。それが去年ぐらいから古紙の値段が下がってしまったでしょ。古新聞が下がってしまったので、回収が2か月に一回になったんです。でも月に一回が2か月に一回でしょ。
ここからは個人的な勝手な言い分になってくるんですが、うちは新聞の一般紙5紙取ってるんですよ。一般紙全部取ってて、スポーツ新聞がありまして、私、島根県の出身なんで島根県の山陰中央新報というのがありまして、これは毎日郵便で送られてくるんです。つまり7紙あるんですよ。7紙の朝刊に、同じ広告入ってますね。郵便受けがつぶれるんじゃないかなと。日曜日なんかびっくりしますよ。ドサッと。あれ相談して一紙だけに入れてくれたらいいのにね。どうかすると広告の方が多いくらい入ってるんです。それが一般紙5紙でしょ。一般紙の夕刊がまた毎日あるでしょ、日曜日以外は。そしたら一か月で、ガレージの後ろを古新聞古雑誌置き用にしていて、そこにためているんですが、一か月でそこはほぼいっぱいになる。困ってるんです。それが2か月に一回になったんで、どうしょうもないんです。何とか引き取ってもらおうと思って、いろいろと努力してみたんですが、わが家一件だけできてもらうというわけにはいかないですよ。だからといって、センターの方たちにお願いするということもできないんです。