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そう言う方々に対してその方の自己実現の場を用意してあげるということは非常に重要なことだと思います。

それからもう一つ最後ですけれども、ホールの運営のマネージャーということですね。民間的な感覚を持って下さいということをさっき申し上げましたけれどもやはり技術者は技術だけやってればいいということではありませんし、制作の人は制作だけやってればいいということではなくてそのホール全体の自分がマネージャー、支配人になったという風な思いを持って全てのことに対してある責任を持ってやっていただきたいと思います。自主事業をやるぞといったならばホールのスタッフが全員がチケット販売員になるというくあいのことは必要だろうと思うんですね。パルテノン多摩の最初の事務局長の佐藤さんがやっていたんですが、ホール事務室にずっと名前が書いてあるんですね。

棒グラフがあって保険の外交と一緒ですよね。自主事業のチケットをその人が何枚売ったかと言う表がいつもあっていつも見えてる。事務局長ががんばって売ってこいよとかをやったりするんですけど、そのくやらいのことをやらないとなかなかチケットは売れないと思いますしチケットを売ることだけが目的ではなくてその方が一生懸命売り歩くことによって文化会館の活動を市民の中に行き渡せることができる、情報として浸透させることができるということにもつながっていくのではないかなと思います。あくまでホールの運営というのはサービス業であるという認識を持ってやっていただければなと思います。

僕の時間が確か3時10分までですのでちょっと5分オーバーしてしまいましたが、前座の話としては以上です。どうもありがとうございました。

 

 

 

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