(4) 表現
視覚効果を十分に活用することによって、観客の心理を演出意図に集中、拡散させることが出来る。
3. 舞台照明の手段
(1) 照明器具
1] レンズあり a.スポット b.フラット
2] レンズなし
3] その他
(2) 設置場所
1] 舞台中上部 a.サス b.ボーダー c.バトン等
2] 舞台中舞台高 a.サイド
3] 舞台中下部 a.フット
4] 舞台外 a.シーリング b.フロント
(3) ホリゾント
1] アッパー
2] ロー
3] 投影機器
(4) 色
(5) 調光機
4. 照明家
照明工学的な技術と芸術家として創造力を兼ね備えていることが望ましい。
5. 劇場機構、設備、舞台上の位置の名称
1] ホリゾント幕 2] 大黒 3] 袖幕 4] 文字幕 5] 中割幕
6] 暗転幕 7] 緞帳 3] セリ 3] スライド 10] ボン
11] UH 12] LH 13] SUS 14] BOR 15] FT
16] 花道FT 17] TOW 18]TO 19] FR 20] CL
21] センターSP室 22] 調光室 23] 音響室 24]下手 25] 上手
26] 舞台奥 27]舞台前
6. 照明デザインの決め方
―照明家はメインスタッフですので企画から携わるべきです。―
―照明創作をするにはしっかりと台本を読み、理解することが大事。―
―独りよがりにならず、演出家と良く話し合い解釈の統一を図る。―
―各スタッフとの打合せをしっかりとし、稽古を良く見ること。―
1] CUEを決定 どこで、どのように照明表現、変化をするか。
2] 仕込み図作成 照明機材の配置を決める。
3] 準備
[ソフト] パッチ表・回路表・データ作成(番号、番号)・フォロースポットCUEシート作成・ステージデータ作成(SS色変え種板変え等)・種板の作成
[ハード] スポットを揃える・コードを揃える。フィルターを揃える
4] 仕込み SUSへの吊り込み、ステージスポット等のセット、回路をとる、フィルター・種板等をセットする。
[注意]
1. 吊り込みスポットの台数に応じカウンターウェイトのバランスをとる。
2. 回路の容量をオーバーしない。
3. スポットの落下防止チェーン・ワイヤーの確認。
4. フィルターの落下防止チェーン・ワイヤーの確認。
5. 熱に対する注意(高熱を発する器具には、金属シートを使用)
6. あらゆる安全対策をとる。