位置 集落の南、北西から南東に流れる渋海川の南西側、南北に走る国道403号線の西側にある。
配置 境内東の鳥居をくぐり、石段を上がると、東に面する社殿がある。
祭神 建御名方命。
祭礼日 8月26日・27日。
社殿 社殿は2室で構成。内部奥に本殿が取り付けられてあり、天明7年の「奉納句額」がみられる。
建築年代 「天保7年随神寄付」の木札から建築年代は江戸時代末と考えられる。
石造物 境内の裏手、道を挟んだところに石碑3基。(金比羅大権現・二十三夜塔・秋葉大権現等)
備考 室島の村社である。神社を管理しているのは神社前に住む元神主の斎喜保さん。また氏子総代として半田竹尾さんが氏子を取りまとめて話し合い等を行っているという。
16 室島木股地蔵尊
位置 相国寺正面から南側の一段低いところにある。
配置 境内北の参道を降りると東に面する堂がある。
祭神 地蔵菩薩。
祭礼日 なし。
堂 堂は一室で構成され、内部に地蔵菩薩がまつられている。
建築年代 慶応3年(1867)に相国寺14世愚参が門前に堂を建立、移安されたと伝えられている。
石造物 敷地には石碑1基(二十三夜塔)、地蔵10体(六地蔵等)、仏像1体(馬頭観音)。また、敷地から階段を上ったところに石碑3基(庚申塔等)
備考 以前は堂の後部に間口6尺、奥行9尺の突出部があった。大工は茂野惣稔。管理者は相国寺。
