位置 相国寺の西に接する一段高いところにある。
配置 境内南の石段を進み、鳥居をくぐると正面に南面する社殿がある。
祭神 大山昨命。
祭礼日 5月3日頃。昔は10月8日。
社殿 社殿は2室で構成、正面入口側の部屋の格天井に画人の絵が施されている。奥の部屋に宮殿がまつられている。
建築年代 宮殿棟札に「奉造立 御社-社 文化十二年乙亥年四月」とあることから、宮殿は1815年に、社殿棟札には「安永2年」とあるので、社殿は1773年に建てられたことがわかる。
石造物 鳥居・灯籠
備考 増田家の氏神。増田本家は現在不在となっている。氏子は11軒。管理者は2年交代で5人。祭りの準備や境内の清掃、冬囲いを行う。
14 室島八幡社
位置 集落の北東、南北に走る国道403号線東側の民家を見渡せる1段高いところに位置する。
配置 境内南の坂道を登り、鳥居をくぐると正面に南面する社殿がある。
祭神 応神天皇。
祭礼日 5月8日・9月27日。昔は9月15日だった。
社殿 社殿は2室で構成、奥の部屋に宮殿がまつられている。
建築年代 江戸時代末と推定される。
石造物 境内には石碑1基(金比羅大権現)がある。
備考 室島の高橋家の氏神と伝えられており、現在も高橋姓の氏子が半数以上を占めている。管理者は1年交代で3人。祭りの飾りつけなどを行ったりする。