2]端末:
インターネットの場合、基本的に端末の基本ソフトには依存しないということが前提であるが、ホームページを表示するWebブラウザについては、現状においてインターネットエクスプローラ(マイクロソフト社)とネットスケープ(ネットスケープコミュニケーション社)が主流となっている。なお、基本ソフトウェアについては、現状の市場でのシェアを前提とするとWindows95、98、NTが主流と考えられる。
将来的にはモバイル系及び家電系基本ソフトウェアの中核としてWindowsCEも想定される。
3]データベース:
データベースエンジンについても、基本ソフトウェアと同様に蓄積及び処理する情報量によって選択肢が変わる。大規模または中規模前提であればUNIXをベースとしたORACLE等、小規模であればWindowsNTをベースとしたSQL等が妥当であろう。
(1)-4. コンテンツ
提供する観光情報については、旅行の動機付けから実行に至るまでの旅行者が必要とする情報を適時適切な形で提供するものとする。また、観光情報自体の時間的特性(時間に左右されないあまり変化しない情報と時間的制限のある日々刻々と変化する情報)を踏まえ、実用的かつ利便性の高い情報をユーザフレンドジーなマン・マシーンインタフェースで提供するものとする。
また、観光情報の管理保有形態については、各情報発生源で分散的に保有または発生している地域毎の観光情報をマルチメディア化、かつ標準化した形で分散的に管理する形態と、日光観光への動機付け及びナビゲーション的役割を果たす日光観光情報全般を一元的に管理保有する形態の二つのが相互に有機的に連携する効果的な観光情報の管理保有形態を採るものとする。