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4]ファックス及び磁気掲示板への情報配信

データベースに蓄積された日別、時間別の日々刻々と変化する観光情報をもとに、ファックス及び磁気掲示板配信用の形態に自動的に編集し、あらかじめ登録された30箇所のファックス端末と2台の磁気掲示板に一括配信する。

 

5]インターネットへの情報配信

データベースに蓄積された日別、時間別の日々刻々と変化する観光情報をもとに、インターネットでの情報提供に適したデータの形式に変換し、インターネットのWebサーバーへアップロードする。

また、Webサーバー側ではあらかじめ準備された画面編集表示プログラムがアップロードした情報をその都度自動的に読み込み、編集しホームページとして表示する。

 

6]配信情報の印刷

日光観光協会で二次的に利用するため、ファックス及び磁気掲示板に配信した情報と同じ情報を印刷する。

 

7]情報のマスタメンテナンス

ファックス及び磁気掲示板の配信先情報の追加、更新、削除を行う。

また、一覧リストの印刷を行う。

 

(2)実験システムの特徴

 

(2)-1. 気象情報収集の自動化

 

従来、午前9時と午後1時の1日2回、日光観光協会から各観光拠点に電話をかけて気象情報を収集していた。

本実験システムでは、午前9時と午後1時の上日2回、所定の時間に電話回線でつながれた観光拠点の気象計測器に実験システムから自動的に発呼し、気象情報を収集する。

 

(2)-2. 提供する情報の再利用と配信メディアの拡充

 

従来、日々配信した情報はファックス配信情報として紙メディア(アナログデータ)で保管、蓄積されていた。

本実験システムでは、日々の配信情報をデーターベース(デジタルデータ)で保管、蓄積していることにより、編集時における蓄積情報の再利用が手軽に可能となり、また、データのデジタル化により単一の情報素材を複数のメディアでの提供も可能となり、提供メディアの拡充がなされた。

つまり、本実験システムでは、従来のファックス配信に加えて新たにインターネットや磁気掲示板の2つのメディアでの提供が可能となった。

 

 

 

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