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そういう意味で、今年から新たに広域観光商品開発促進事業を設けて支援していきたいと考えています。さらに、北の味にこだわって北海道でつくった産物を積極的に提供する宿をあらかじめ指定して、そこへ行けば北海道産のおいしいものが食べられるというような取り組みも進めたいと思っています。

 

司会 最近では住民のボランティアも盛んに行われているようですが、いかがですか。

○ボランティアによる観光振興

石月会長

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石月 観光は民だけではできません。交通のアクセスや広域観光宣伝は、官でないとなかなかできないものです。しかし、観光は地域の問題ですから、観光を通じて地域を活性化するには、そこの住民がやる気を起こさなければなりません。今、日本は世界に例を見ない猛烈なスピードで高齢化社会を迎えております。65歳以上の方が高齢者ということになっていますが、人生80歳の時代ですから、元気な高齢者がたくさんいらっしゃいます。私もその一員ですが、我々のような高度成長期の落とし子は、毎日ぼんやりして過ごすというわけにはいきません。やはり何かの生きがいを求め、世の中のためになるようなことをしたいと思っているわけです。こうした状況を反映して、自分の住んでいる地域の歴史や文化について見識をお持ちのお年寄りが善意でボランティアガイド組織をつくって活動される運動が、たいへん盛んになっています。日本観光協会が把握している組織だけでも500くらいあり、どんどん増えています。日本観光協会ではマニュアルやリストをつくったり、大会を主催したりして、ボランティアガイドの運動を推進しています。ボランティアガイド運動を通して、1人1人の住民の皆さんが、いかに自分の地域を魅力的なものにするかという自覚を持って頂けたらと思っています。

 

司会 観光企業、住民のボランティアとお話を伺ってきましたが、地域同志の連携はいかがですか。

○隣接県との共同事業

澄田知事

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澄田 島根県は東西に非常に細長く、東は鳥取県、南は広島県、西は山口県と隣接しています。私は県の枠を越えて、隣接県と連携してそれぞれの地域的、文化的なつながりを活かし、共同して地域の観光情報を発信して、広域観光ルートとしての広がりを持たせることが必要であると考えています。

 

 

 

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