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心の時代ということで、岐阜県では県民の皆さんが生活や観光を楽しむことに力を置いています。外部の大資本に来てもらって大規模開発をするということではなく、小規模でも住民の手でいい観光産業を伸ばしていく、そして、自分たちも楽しむということです。「近き者説べば遠き者来たる」と孔子(論語)の言葉にもあります。

そういう魅力づくりを私どもは心がけています。旅フェアに飛弾高山や岐阜県も出展させて頂いていますが、今後もすばらしい資源を磨き上げて、どこにでもある資源ではなく、岐阜県に行かなければ楽しめない、すばらしいものをつくっていきたいと考えています。

梶原知事

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堀知事

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○北海道経済活性化のために観光振興に力を入れていきたい

堀  北海道では、観光は基幹産業である農業や水産業、林業を遥かにしのぐ産業になっています。最近調べた北海道の観光消費は、波及効果も入れますと1兆6,000億円になっており、北海道経済の活性化のためには、この観光振興にもっと力を入れていかなくてはなりません。北海道は国土の5分の1を占める広大な面積を擁しており、地域によってそれぞれ気候風土も産業も、産物や風景も大きく異なっています。そのため、観光においては北海道としてひとつにまとまるのではなく、いい意味でそれぞれの地域が持っている資源や食べ物、景観、自然などを積極的に競い合っていくことが、北海道全体としての発展につながるのではないかと思います。官民一体となって宣伝誘致活動を行うプロモーション協議会でも、道内を4つの地域に分けて、それぞれの地域が特色を活かしながら積極的に宣伝誘致活動を行っていきたいと思っています。

一方、観光地の受入の体制の整備で、地域がそれぞれ特色を活かしながら広域的な連携を図ることによって、訪れるお客さまに対して、より魅力のある観光地づくりを進めていくことが大切だと思います。最近では、初夏のラベンダーで有名な富良野、美瑛地区というところが連携して宣伝活動を行っていますし、また、オホーツク海の地域ではチューリップや芝桜、ひまわりをそれぞれの街のテーマにしてまちづくりを進めています。こういったところが手を結んで花回遊スタンプラリーを行っており、広域的な取り組みがだんだん目に見えるようになってきています。

また、今年の3月28日に、私どもが出資して北海道内だけを飛ぶ「北海道エアシステム」(HAC)という飛行機会社をつくり、道内のアクセスもだんだん整ってきました。こうした交通基盤の整備とともに、地域が広域的な連携のもとに魅力ある観光地づくりを進める取り組みを、さらに道内各地に広げていきたいと思います。

 

 

 

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