このアクションとは、エクスチェンジ、お互いの交流を起こすという意味のアクションだ。一緒にこの中で行動するのでなく。JNTOを通じたりとか、そういったものの中で、という意味に捉えて頂ければ良い。
韓国にもいろいろな団体はあり、日本との交流も活発になっているが、一般的な交流は金にならない。これでは本来の目的は達成されないのではないかと思う。そこで、経費を生みだせる交流を考えていく必要があると思う。私はKTB、大韓旅行社で外人向けのプログラムの商品を作って、直接販売して、直接案内し紹介しているし、観光協会の新商品開発委員を10数年間務めていたが、どういう商品を作ったら外国人に受けるかを考えていた。これからの交流は、単なる招聘や招待として、相手側に支払うだけでなく、プログラムだけを作って、こちらに来て楽しめるように作ったらどうか。両国で招待したら、どっちにもお金になるから。
司会
今回のプログラムも1つの業種、業界に偏ることなく、別府市として皆様と交流することが、我々の1つの目的であって、まさしくパクさんの提案する形が継続するための方法だと思う。それではハンさん。
Suk-Jong HAHM氏(韓国)
私は、21世紀に向かって何とかしていこうという強さを感じた素晴らしいプログラムだと思う。それでプロジェクトという言葉を使っているのだと思う。プロジェクトとは、未来を推測するということ。プロは「前もって」、ジェクトは「アイディアを投げる」ということだから。何も分からない私を招待してくれ、無料で素晴らしい温泉や観光を見せてくれて、いろいろと私がここに来た目的は何かと考えた。日本の方が私を通じて何を求めているかと考えることができた。
帰国後、資料を集めて、別府について20数ページの論文を書きたいと思う。それを、学会の学術誌に掲載したいし、新聞や観光専門雑誌にも載せる。別府は想像以上にずっと良かったと伝え、宣伝する。それが私がここに来た目的であり、皆さんが私に期待していることだと思う。短い間だったが、楽しい時間を過ごせた。
今度、日本の皆さんが韓国に来たら、私は会いに行く。遠くから友達が来たと喜んで案内させて頂こうと思う。1泊だけだったが、ホームステイした。面白い話をして、食事を作って、酒を飲んで、深い友情が生まれた。だから韓国に来るときは、世話になった恩を返すから必ず連絡して下さいと言った。交流はギブアンドテイクだから。ホームスティ先の森さんが、「今度来たときはホテルに宿泊しないで、うちに来てよ。そしたら私が直接あちこちに連れて行くから。美味しいものを作って上げるから」と言ってくれた。その話を聞いただけでも、素晴らしい人間性を感じた。また必ずここに来たいと思った。それはこのプロジェクトから生まれたもので、一つ一つ進んでいくことが大事だと思う。このような素晴らしいことを続けていけば、21世紀に向かって世界都市、素晴らしい温泉町になると思う。それが今からつなぐ、交流だと思う。
Cheng-Wu HSIAO氏(台湾)
国際交流事業では、いろいろと勉強になって良かった。訪問交流は、いろいろな意味がある。