Suk-Jong HAHM氏(韓国)
別府に来ても、最初は全く温泉地の雰囲気を感じませんでしたが、鉄輪に行ったときに温泉からの蒸気を見て初めて温泉地に来たという実感が出ました。
Jeong-Song PARK氏(韓国)
飛行機で九州を訪問する際、鹿児島空港利用では到着時に桜島が見えますので、鹿児島のイメージが分かります。
Suk-Jong HAHM氏(韓国)
別府の場合、別府の風土色がよく分かりません。
栗田氏(別府プロジェクトチーム)
観光客の市内への導線が重要ということですね。昔は、関西汽船による航路があり、海から近づいてくると別府のまちが見え、別府に来た実感があったものです。そうしたイメージが観光地には大切なのでしょう。
Cheng-Wu HSIAO氏(台湾)
日本は国際空港が少ないので、観光発展のために国際空港を増やす必要があります。海外から日本の観光目的地への交通利便性をよくする、時は金なりです。台湾からの旅行を考えた場合、3泊4日の日程で観光地での時間を確保するために初日は早めに到着し、最終日は遅く出発するのが理想ですが、実際は到着は遅く、離日が早いというのが現状です。台湾では海外旅行者が大変多いのですが、訪日にはパスポートの問題があります。ビザ申請が面倒な場合には海外旅行自体をやめてしまう人もいます。入国管理の改善が望まれます。
Suk-Jong HAHM氏(韓国)
中国の旅行者は容易に訪問できる国を渡航先として選ぶ傾向があります。韓国の例では、済州島をビザ免除としたところ、中国からの旅行者が増加しました。
Cheng-Wu HSIAO氏(台湾)
台湾の例では香港へのビザ申請は容易でありませんが、マカオはすぐに発給されますので、マカオへの旅行者が多いです。
別府の温泉はほとんどが大人しか楽しめない施設となっていますので、もっと子供が遊べるような施設が必要です。子供は温泉の効能や良さを理解しませんので、子供が楽しめる施設をつくり、子供に気に入ってもらえれば、その家族はリピーターとして繰り返し来訪するようになります。
Jeong-Song PARK氏(韓国)
ホテル白菊や陽光荘も良かったですが、杉乃井ホテルは別府の一つの特徴となっています。杉乃井パレスやアクアビート、地熱発電所がその理由です。ホテル白菊にはサウナがないのが残念です。