2) 渋滞長試算の前提条件
a) 各ルート共通条件
1] 渋滞長の予測は、道路条件等が異なるため、それぞれルート別に行う。
2] 渋滞長の予測は、事前交通状況調査で観測される「5分間交通量」及び「5分毎渋滞長」のデータより簡便的な「渋滞長予測モデル」を作成し、このモデルにケース別交通需要を与えることにより行う。(図2-2-3、図2-2-4参照)
3] ケース別交通需要の設定は、現況交通需要からP&BR移行量を減じて設定するが、P&BR移行量が未定であるため、予測計算単位時間の5分間当たり10台(1時間当たり120台)を基本としてケース設定する。
4] このP&BR移行量は、システムバス運行時間(各駐車場発車時間、次節参照)に合わせて1時間内で均等に削減するのを基本とする。
ただし、Aルートの場合は次節に示すように始発バス発車時刻には既に相当程度の渋滞が発生しているため、システムバス運行時間を溯って削減する。