【運行本数】 運行間隔は10〜15分(乗客が多い場合にはピストン輸送)
【運行時間帯】 8:30〜17:00
【定時性】 ほぼ一定の所要時間で運行でき、定時性は確保できたといえる。
※ ピーク時には渋滞によって最長で40分かかった運行もあるが、全運行を通してそれぞれのコースで1回もしくは5回認められた程度であった。
乗り継ぎ駐車場
駐車場設置主体 善光寺及び市街地周辺交通渋滞対策実行委員会
駐車場サービス内容
【駐車料金】 無料
【駐車時間】 バス運行開始時〜18:00 閉鎖
【駐車場台数】
支援
支援方策の実施
【Push方策】
□臨時駐車場への誘導:各幹線道路に規制案内等を設置
□事前PR:広報紙や新聞、ラジオ等を利用した宣伝、交通情報の提供、チラシ、ポスターの配布、掲示等。また、スキーシーズンの頃から高速道路のSA・PAやガソリンスタンドなどでPRパンフレットを配布した。
【Pull方策】
□通行規制:善光寺周辺での自動車通行禁止
□一方通行:善光寺を時計方向に回る一方通行規制
効果・影響、問題・課題 等
導入による効果、影響
●平成3年における利用状況は、駐車台数が24,270台(2,023台/日)、シャトルバス乗車人員が80,726人(6,727人/日)となった。
●渋滞長は通常の観光時期のピーク時程度で押さえることができた。
●成功のポイントは以下の通り。
1]交通規制とパークアンドバスライド方式の十分なPR
(案内チラシ:「マイカーで1時間、シャトルバスなら20分」)
2]ラジオ等による交通情報の提供と臨時駐車場への誘導
3]利用状況に応じたシャトルバスの増発などの柔軟な対応
4]利用料金が無料(平成3年)
5]交通規制などにおいて、長野県警の積極的な協力を得ることができた点が成功の要因として大きなウエイトを占めた。