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【駐車場からバス停までの距離】

[第2回] 東部 鬼怒橋東・130m、陽東・150m

西部 駒生第1・300m、駒生第2・45m、駒生第3・30m

 

駐車場用地の確保

[第1回] 清原北駐車場、清原南駐車場は市街地開発組合より、陽東駐車場はシンガー日鋼より借用

[第2回] 鬼怒橋東駐車場(栃木トヨタモータープール)、陽東駐車場(シンガー日鋼)、駒生第1(とちぎ健康の森)、駒生第2(中丸公園)、駒生第3(ビッグハウス)

駐車場整備

[第1回] 整地、区画線、待合所、案内所、簡易トイレ、照明設備、入口看板、誘導看板、駐輪施設、(保安対策として警備員を設置した)

[第2回] 区画線、トイレ、照明設備、入口看板、誘導看板、駐輪施設等

 

支援

支援方策の実施

【Push方策】

□PR[第1回]:広報紙掲載(市、周辺市町、関係機関の広報誌)、新聞広告(地元新聞)、ラジオ(栃木放送、FM栃木)、電光掲示板(県、市)、横断幕の設置(実験路線の横断歩道橋4ヶ所)

□PR[第2回]:モニター募集、実験実施内容周知、バス優先走行協力依頼、実験結果周知などについて、広報紙掲載(市、周辺市町、関係機関の広報誌)、ラジオ・テレビ(栃木放送、FM栃木)、電光掲示板(県、市)、横断幕の設置、ポスター、パンフレット、街頭キャンペーンなどを利用してPRに努めた。

□実験実施の事前周知:看板、チラシ、電光掲示板、新聞等による

□バスレーンの遵守指導:看板やチラシなどによる

□バスレーンの延長[第2回]:実験期間中に限り、バス優先レーンを延長。

□快速運行バスの運行[第2回]

□モニター参加者には記念品を配布[第1回]

【Pull方策】

□駐停車禁止区域の明確化

 

支援体制

宇都宮市パーク&ライド推進協議会(会長・永井護 宇都宮大学教授、学識経験者、建設省宇都宮国道工事事務所、栃木県土木部・企画部、栃木県警、運輸省栃木陸運支局、宇都宮市、その他)

 

効果・影響、問題・課題 等

導入による効果、影響 [第1回]

●モニターの募集方法:モニター募集活動では、2日間にわたり、朝渋滞時に職員を動員してドライバーに参加勧誘チラシを配布したが、これは比較的効果があったと報告されている。

●モニターの参加状況:3日間の実験期間で、登録モニターの約85%にあたる538人の参加があった。1日平均にすると約400人、延べにして1,174人となっている。モニターの居住地は宇都宮市内が約半数で、残りの半数が周辺市町からの参加となっている。

●交通量、渋滞長の変化:実験対象路線上の4主要交差点の交通量の調査では、朝7時から9時までの2時間の都心方向への総交通量は、1日平均で約500台が削減された。 渋滞長の変化では、平松町交差点で約400mの大幅な減少が見られ、柳田大橋西交差点では約200m程度、実験前の調査より減少した。このことから実験対象路線周辺の環境は向上したといえる。

 

 

 

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