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5] 共同利用施設での認証取得による負担軽減

中小物流事業者が単独でISO14001の認証を取得することはコスト面で負担となることから、荷さばき施設、デポなど中小物流事業者が共同で利用する施設において、取得する方法が考えられる。

この方法により、認証取得にかかる費用の1社あたりの負担が軽くなる一方で、荷主のニーズに応えることが可能となるといった効果が期待される。

 

【参考】 中央鍍金工業協同組合(東京都)によるISO14001認証取得

東京都の中央鍍金工業協同組合は、組合員が共同で利用している排水処理施設(中央鍍金工業協同組合共同公害防止処理センター)において、1998年5月、ISO14001の認証を取得している。なお、この協同組合による取得は、同組合が世界で最初の事例である。

 

図表IV-3-3 共同利用施設におけるISO14001認証取得の事例

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