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(導入費用)

・安全運転記録計システムの導入費用は、20台で400〜500万円程度だった。社長の給与から費用を捻出した。

(活用方法)

・当社では、安全運転記録計システムにより記録された運行状況によりドライバーに対して賞与を与えるという措置を取っている。

 

* 効果

・運転手による燃費は、10t車で最も優秀な者で約4km/L。劣った者で約3km/Lである。安全運転記録計システムを導入したことにより自社トラックの燃費が良くなった。トラックは年間で約15万km走行することから、費用削減効果とCO2削減効果排出量は非常に大きい。

 

図表II-5 事例における運転方法改善によるトラック燃費と費用削減効果例

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図表II-6 事例における運転方法改善による二酸化炭素排出量削減効果例

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【参考】安全運転記録計システム(セーフティドライビングシステム)の活用

(大手システムメーカーへのヒアリング)

 

* 概要

・安全運転記録計システム(セーフティドライビングシステム)は、5t車以上に取り付けが義務づけられているアナログのタコグラフをデジタル化した機器である。

 

 

 

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