従って、電位差対策の具体的方法として、次の方法が考えられる。
1] 常時触る部分はゴム、そうでない部分は塗装絶縁が良い。
2] 特に物が当たってはげ易い部分はゴムが良い。
3] 表面塗装
・耐圧500V以上の絶縁塗料を使用し、耐圧試験はDC500V、10MΩで実施する。
・材質は剥げ難いような硬い性質(フッソ系塗料など)の塗装を使用する。
3] 電車は最近無塗装に変わっているが、電車の出入り口もゴムを貼るべき。
(電車側の対策)
4] 表面塗装で、ネジ頭の塗装は剥げ易いのでネジ頭を線路側面にするなどのいたずらされて剥げない工夫が必要となる。
(参考資料(7)に電位差対策例を示す)