●参加者からの感想
○「百聞は一見にしかず」と言うように実際に参加してみると気付くことがたくさんあり、非常にためになりました。
○私達は普通に「目が見える」「耳が聞こえる」「歩ける」ということにもっと感謝しなくてはならないのでは、と感じた。
○静岡の鉄道会社で駅員をやっていますが、現在は人員削減が進み、駅員の数も足りなくなってきているのでこういう講座を駅で開き、一般の人にサポート方法が浸透していくことは非常に良いことだと思う。
また、地方の駅は無人駅もたくさんあり、障害者に対するサポート体制が整っていないので地方に行く場合には駅に1本でも電話をして頂ければ対応ができます。
●参加者からの質問
Q.アイメイトを連れて満員電車に乗ろうとしている視覚障害者の方がいたのですが、乗客が一斉に降りてきて乗れずに困っていたのですが、どのようにサポートすれば良いのですか?
A.まず、この電車に乗るか声をかけましょう。乗る場合はドアの位置を教えてあげると同時に降りてくる人達に障害者がいることを呼びかけましょう。そして、乗客が降りきったら最初に乗せてあげて下さい。
Q.アイメイトに対する接し方は?
A.まず犬をかわいがったり、食べ物をあげたりは絶対しないこと。また、犬がきらいな人でも人に危害を加えることは絶対にないので犬だと思わず、視覚障害者の目であると思って下さい。
アイメイトに対してはあくまでも無視をして、逆に視覚障害者には積極的に声をかけて下さい。
Q.混んでいる電車の中で、視覚障害者の方に席を譲ったりするのはかえって迷惑ですか?
A.席に座るのは良いが、その後ほおっておかれると自分の位置が分からず、かえって困ってしまうことがある。できれば降りる駅を聞いていただき、介助する側が先に降りる場合には他の人にバトンタッチして頂きたい。但し、ケースバイケースなので障害者に聞いて、その人の望むサポートをしてあげて下さい。