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最後に、身近にご利用いただけるような運賃設定ということで、短距離利用が大半でありますので、小型バスで、より乗合タクシーに近いものということで、渋谷・代官山間150円という運賃設定にしております。乗車人員につきましては、当初1000人程度を想定していましたが、現在、1500人弱という状況にあります。本年の7月から4台で運行していましたが、好評によりまして、12月より1台増車しまして、5台で運行することとなりました。運行間隔は、5台になった後で、平日午後でも8分間隔、土・日・祝日につきましても8分間隔ということで、運行密度を高めてより便利に運行しようと考えています。

大変ありがとうございました。

 

●鎌田

ノンステップバスの集中導入の効果として、乗客が増えたということは、心強く思いました。利用者からも高い評価を得ているのですね。それから、先程ご紹介を忘れましたが、矢口さんは車体工業会やバス協会のバス車体標準化関係の委員長を長年努められておりまして、そういった意味からの全国を見渡した形での標準化に向けてのお話をいただきました。それから最後は、ノンステップバスではございませんが、新しい取り組みとして東急トランセの試みということをご紹介いただきました。どうもありがとうございます。

これで、パネラーの方々からの話題提供が一巡したわけですが、4時半まで30分ほどかけてもう少し項目をあげて考えていきたいと思います。色々な観点からのご指摘・ご提案をいただきましたけれども、事前にいろいろとお話を伺いまして、あるストーリーを考えております。

まず、ノンステップバスの評価でございますが、先程来のお話で高い評価ということは間違いないという状況ですが、長野のパラリンピックでの活躍というお話で、使い方としてはかなり厳しい条件の中で、多少床下を擦るなどの問題はあったにせよ、その期間十分に活躍したということでした。ノンステップバスは車体の裾が低いから走れないよ、といった声が開発の段階ではいろいろと聞こえてきたのですが、少し道路側を工夫すればかなりのところで走れるのではないかと思います。それから、パラリンピックの時は除雪の状況も良かったとは思いますが、降雪地の評価としてはこの他旭川・金沢・長岡等での使用実績が出てきているようです。今日は、東京の事業者さんのパネラーなので、こういった話は出てきませんでしたが、日本のかなりに地域でノンステップバスが活躍でき得るという評価は得られたのではないかと思います。

仕様の話では、亀井さんの方から安全性の面から引き戸の方がよいという意見、一方矢口さんの方から標準化・コストダウンという面ではグライドスライドで良いのではないかというお話、定員の面から考えて車内の仕様をどうするのか、後ろ向きの座席を容認するのか、今日展示されている車は前向きに揃えられているものも出てきてるようですので、事業者さんの考え方、或いはメーカーの考え方でかなりその部分は変わってくるのではないかという感じもいたします。

そこで、先程の亀井さんのお話で8大都市の取り組みをご紹介いただきましたが、まず矢口さんに8大都市で取り組まれていますことも含めて標準化に関して、どういうご感想をお持ちかということをお話しいただけないでしょうか。

 

 

 

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