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今のところは導入されたこと、私たちがもっと利用していくこと、そしてどうなるかということを考えながら常々話し合いをもっておりますので、また都度不都合がありましたら提案していきたいと思います。

 

●久保田

非常にいろいろなご意見を伺いました。ある方向性が出てきたと思います。ここで中間まとめのようなことをさせて頂きますと、いくつかの視点が出てきました。

1つには、ソフト面というのが意外と侮れないということをいろんな観点で出して頂きまして、シンポジウムをやるだけで違うというのは、私にとって新しい発見でした。このセミナーをそうですが、普及活動というか、あるタイミングである活動をするというのが、いかに大切かということです。それを私は教えて頂いたと思います。それから自動車がこれだけ便利になっている時代、あるいはこの地方都市という所で、本当にこれで良いのかということは、みんな疑問に思っています。誰でも使える交通手段というのは、やはり無くては駄目だろうと言う時に、具体的にどうしていけば良いのかということは、殆どの皆さんの共通の悩みだと思います。竹山さんからお話がありましたけど、「事業者だけの努力だけで、この問題は解決できないのではないか」ということは、これだけ努力されてもできないということは、すごいことだと思います。その時に行政なり、市民がどう関われるかというのが大きい問題であると思います。

1つは象徴的に出ましたけど、バスがバリアフリー化された時に道路側ないし、他の関連の所がどう整備されていくかという連携サポートと言いますか、この辺が非常に大きいだろうと。もう1つ、より普遍的に大きいことがお金の問題です。殆ど自動車を使っている所で、バスを運営していくための努力というのは、いろいろあるだろうと思います。例えば税金なのかもしれませんし、1つは別の方法なのかもしれない。これは是非考えていかないといけないだろうと思います。これは先程私の講演の中で多少紹介しましたけれど、今までの日本の中での常識では解けないものかもしれませんし、米国にその例を求めても良いかもしれませんが、この辺りは議論のある所だと思います。かといって、うまくいっている所もあります。先程塩田さんにもう1つ整理してもらいましたが、浜松がうまく言っている6つの条件を挙げて頂きました。こういう条件を他の都市で、条件が違う中でどうしていったら良いのかという条件の話は面白かったです。

さらに変化の時代という、これも塩田さんから面白く話して頂きました。今が変化の時代であることは間違いない。しかしこの時にどうやって変化を厭わずに持ってきてもらうか。例えばノンステップバスを勧めたとしても、「うちは坂が多いから嫌だよ」とシュリンクしている方がいたとしたら、そういう人をどうやって流れに乗せていくのか。この辺の話も今後考えていかなければいけないと、私も受け止めております。

他にもいろいろな視点が出てきましてけども、こういうことを踏まえつつ再度パネラーの皆さんに、これからの取り組みについてコメント頂きたいと思います。

 

 

 

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